日々の生活で、楽しい瞬間はいつだろうか。
私は人と話をするときによく感じます。
相手が自分の話に共感したり、
相手の話に共感したり。
性別関係なく、
人と話すことは楽しい。
会社でも、会議でも、隣の席の同僚とでも、単なる喋りは楽しいものだ。
以前、もう高齢の父の弟の葬儀のため、岐阜の田舎に二人でいったときのこと、
父は、
ああ、懐かしい…といい、あちこちとカメラに街の風景を収めていた。
私は、
ここに住めるか、と聞いたら、
いや、
といい、その後ポツリと、
もう誰もいないから、と言った。
私は、
そうか…とだけ返した。
昔の風景は懐かしいが、
家族も居ず、友達や親戚も殆どいなくなった故郷は、
確かにさびしく、住む気にはなりにくいだろう。
すでに、住み慣れて知り合いとのアクセスのいい街に住んでいる父は、
そう思いのは自然だろう。
今はSNSでつながっているとは言うものの、
人と会い、語り合うことは、
楽しいことである。