私は、テレオペ。
今日は奨学金の督促の連絡をした。
借主は当時17歳の男性。
電話に出るなり、
自分は契約していない。署名はしていないとのこと。
自分で署名していないのに、どうしてお金を返せというのかとのこと。
保証人は母親。
母親連絡してみて欲しいと伝えると、
電話を切り、母親に確認した様子。
連絡が来た。
母親が払うといっているから、もう連絡してこないでくれと言われる。
今度は母親から連絡がくる。
自分が払うが一括では払えないとの申し出。
まずはできる金額を検討してまた連絡してほしいと伝える。
17歳の男性は契約者だが当時は高校生。
ただ、支払いはすることで合意書はある。
契約書に書いていないと言いつつ、
実際の契約書は、本人の文字のように見える。
本人は契約書を確認したいと強い語気で話す。
本人が書いたのは事実と思うが、
支払いはできないのだろう。
本人は現在26歳。
電話の向こうから妻らしい声と乳児の鳴き声。
母親が分割で払うと言い、
母親の話をよく聞くと、
息子には学費を借りたなどとは言っていないらしい。
ただ、署名はさせたはずと。
お金を借りることの重さ。
ここ10年来、奨学金破産が増えている現実。
誰でもはいれる大学や専門学校。
増え続ける大学。
減り続ける子供。
学費の無料化がはびこる将来。
もう大学はいらないよ。